ハーブの詳細


ハーブの効果

ハーブ飼料は、大麦に厳選した14種類(※)の天然ハーブ(オレガノ、ベニバナ、スイカズラ、オオバコ、パンプキン、アニス、カシア、シナモン、セロリ、チョウジ、ジンジャー、ナッツ、ミント、タイム)を配合しました。天然ハーブ由来の成分が食肉の味・香りの向上に加えて、生体の防御システム(免疫機能)を活性化させ肥育期間において抗生物質を使用せず健康な牛を育てることができます。
※14種類は、ハーブ牛協会のガイドラインです。(十勝ハーブ牛は17種類のハーブを使用しています。)

14種類のハーブ

14種類のハーブについて説明します。

シソ科 強く、生育旺盛。肉の匂い消しに最適!ランナーでドンドン増えます。
オレガノ
山形県の県花で,古くから口紅や赤の染料の原料として栽培されています。
ベニバナ
生薬名で金銀花(きんぎんか)といいます。日本全土の日の当たる平地、丘陵地、低山帯までの路傍、原野、丘陵、川岸に普通に見られる常緑のつる性植物。

スイカズラ
インド原産の植物オオバコ科・「サイリウム」(Psyllium)の「種子の皮」。種皮には水溶性の食物繊維が豊富に含まれており、昔から便通の改善を目的に世界各国で使用されてきた。

オオバコ
パンプキン種子・・・頻尿や尿失禁に有効。カボチャはウリ科の植物です。殻のない種子を持つペポカボチャという特別な品種があります。薬用に使われるのは、このペポカボチャです。

パンプキン
薬用としては興奮剤、咳を鎮める働きがあり、胃腸の膨満感をやわらげるために用いられています。また、母乳の分泌促進、安産に効くと言われています。

アニス
カシアは中国肉桂のことです。カシアはコルク層を残したまま幹の樹皮を乾燥するので、肉質が厚くなります。 褐色で特有の芳香とともに舌に感ずる刺激味があります。漢方では、健胃、発汗、解熱、鎮痛に処方し、 かぜ薬として知られる葛根湯に使われています。

カシア
鎮静、鎮痛(水エキス、精油;大量で痙攣)。抗菌(精油;病原性糸状菌)。眼瞼下垂、血圧降下、体温降下、呼吸促進、覚醒、胆汁分泌促進、ストレス性潰瘍抑制(桂アルデヒド)。発汗増強、局所麻酔(水エキス)。

シナモン
全身の代謝を良くするカロチンと、ストレスに対する抵抗力をつけるビタミンCが含まれているので、健胃、血圧降下、鎮静などの作用があります。
食物繊維は、整腸やコレステロールの低下に効果があります。独特の香りは、食欲増進、精神安定、頭痛などに効果があります。

セロリ
芳香性健胃・食欲増進などの作用があり、胃痛や腹痛をとる目的で漢方処方、家庭薬などに配合されています。"丁字"からとった油は局所麻酔作用があるため、歯痛やリウマチなどにも応用されます。

チョウジ
「ジンジャー」は「生姜(しょうが)」の英名。白い百合(ゆり)のような色の花の様子から 「ジンジャーリリー」と呼ばれ、 次第に「ジンジャー」に短縮された。

ジンジャー
血圧安定・体力回復・糖尿予防(アミノ酸を多く含む)末梢血管の血行を促進・冷え性の解消(ビタミンE)レシチンは医薬品として、痴呆の予防、抑制、治療などに使われています。ピーナツには脳の神経細胞の働きを高めるレシチンばかりか。脳の優れた栄養であるPセリンも含まれています。

ナッツ
和名「オランダはっか」。「スペア」は葉の形で、短剣(スピア)から来ている。ガムなどに良く利用されているなじみのミント。花言葉は「情の暖かさ」。

ミント
シソ科イブキジャコウソウ属常緑小低木。利用箇所:葉、茎、花。利用方法:料理やお茶、浴剤、ポプリなどに使用します。

タイム




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